みなさん、こんにちは。
昭島市・よつば事務所の代表税理士・中西睦です。
ここ最近は、目の前の仕事やセミナー活動に追われ、
なかなか時間が取れませんでしたが、
久しぶりにブログを更新したいと思います。
当事務所へご依頼が増えている業務のひとつに、
相続税の試算業務があります。
将来の相続税に備えて、事前に試算をしておくことで、
問題点をあらかじめ把握し、
相続税の節税、納税資金の確保、相続人間の分割対策を行う業務となります。
相続税の試算を行ったお客様の中で、
同族会社への貸付金が多額に残ってしまっているケースが、
とても多いことを試算業務を通じて実感しました。
不動産の購入資金や運転資金のために、
個人から会社へお金を貸して、
そのまま長期間回収をしていないことはよくあるかと思います。
ただ、そのまま放置して相続が発生した場合においては、
貸付金として実態のない財産に対して、
相続税が課税されることとなります。
この貸付金の問題を処理するため、
貸付金の免除や資本への貸付金の現物出資を実行し、
これにより数百万円の相続税の圧縮することが出来ました。
相続の発生前に事前の対策しておくことが、
相続税の節税や円満な相続につながるかと思います。
将来の相続税のことでお困りのことがありましたら、
お気軽に当事務所へご相談ください。